【アニメ映画】ドラえもん のび太の創世日記【SF大作?】
こんにちは。
また映画ドラえもんについて。
映画ドラえもんには友情、感動、ツッコミどころの三拍子が揃っており、
最近の少年ジャンプより少年ジャンプしてると言っていいアニメシリーズです。
しかし‼
それだけではありません‼
みなさんお忘れでしょうがドラえもんは未来のロボットをメインとしたアニメ作品……
すなわち日本で最も成功したSF作品なのです‼
ということで今回は映画ドラえもんきってのSF大作、
「ドラえもん のび太の創世日記」をご紹介します。
あらすじ
夏休みの自由研究を忘れていたのび太。みかねたドラえもんが未来から取り寄せた地球を作り観察するキット「創世セット」を使って地球の観察日記をつけていく。順調に生命が誕生し進化していくがこの世界の神様となったドラえもん達の干渉により実際の世界とは違っていく。
↑こんな感じですかね?
今作の特徴
今作の特徴の1つとして「冒険映画ではない」ことが挙げられます。
映画ドラえもんといえば子ども達のちょっとした思いつきを未来の道具で実現した結果何かしらに巻き込まれ冒険が始まっていくものですがこの映画は違います。
この作品では冒険をしない代わりに、神様となったのび太達があらゆる時代に顔を出し事件を目撃、解決していくオムニバス的なストーリーを展開していきます。
陸上に生き物がいないことから魚を進化させに行ったり、
原始人に干渉したり、
日本の昔話の元になった場面に遭遇したりと場面転換がリズムよく行われており飽きさせない作りになっています。
さらにはっきり言ってしまえばこの映画は「NHKスペシャル」です。
地球(宇宙)の誕生から生命の進化、近代史そして「if」を絡めたパラレルワールドについてが約1時間程度にギュッと描かれています。
大人になるとこーゆー系に凄く惹かれませんか?
僕はめっちゃ見てしまいます。
NHKヤバイ。
カンブリア爆発のシーンとか非常にワクワクします。
進化退化放射線の伏線や随所に散りばめたの昆虫人を匂わす演出など、アクションもないのに上手くラストまで繋げていく手腕に惚れ惚れしますわい。
定番の木の実の中にご飯ができる道具も出てきますよ。ドラえもんはこの手のメーカーと何かしらの癒着があるんでしょうか?
あっ、ちなみにラストの盛り上がりは超ビミョーです。
はい、ここからはツッコミます。
まず創世セット怖すぎねぇ??
簡単に言うとパラレルワールドを作りだす道具ですよね??
「もしもボックス」と違う点は自分を巻き込まずに別の世界を発生させるという点。
で、作った地球は実際のものとほぼ同じ歴史を辿るという仕様。
最後なんか別の地球の中で別の地球を作って昆虫人にあげちゃうしそれヤバいんじゃない??
あいつら何故か実際の世界にタイムマシンで来れたりしてるし確実に影響出るやつでしょ?
絶対にポンポン使っていいような道具じゃない。
僕らの世界だって誰かが作ったものかも…みたいな含みもあるんだろうけど。
↑このスケール感よ…
で、マンモスに襲われたときに使った「おとりロボット」とかいう秘密道具‼
使い道ニッチすぎ‼
日本誕生でも似たようなの出てたけどそのマイナーチェンジいる??
遠いとこまで連れてっちゃうって言ってたけど帰ってくんの??
使い捨てなの??
生贄回避のために芭蕉扇使って弓ふっ飛ばしたのはいいけど、
結局生贄選ばれて「神様の正体がわかるかも」って泳がせるなら最初から余計なことすんな‼
芭蕉扇意味なかったわ‼
あとチュン子‼
チュンって鳴くからとりあえず便宜上チュン子って野比奈は呼んでたけど本名マジでチュン子かよ‼
親のネーミングセンスどうなってんだよ‼
で最初らへんから出てたカマキリ型の昆虫人‼
なんでお前ら素で出てきてんだよ‼
他の昆虫人は人間に変身できるじゃねぇか‼
人間の世界に出てきて諜報活動するならお前ら向いてねぇだろ‼
このくらいで止めておきましょう。
ツッコむのは野暮だということは分かってますが大人になって見返すとなるとこーゆー観方もアリだと思います。
間違っても子どもの前でツッコむのはやめましょう。
最後に
最後に言っておきますが、この創世日記という作品はとても面白いです。
面白いのですが決して楽しくはありません。
基本ドラえもん達は第三者だし、ジャイアンとスネ夫、しずかちゃんに至ってはほぼ活躍の場はありません。
冒険活劇でもなければアクションシーンすら無いと言っていいでしょう。
しかしNHK、もしくは学研の図鑑を見るようなテンションで観るとドラえもんのエッセンスが乗って非常に楽しめると思いますよ。
単純に勉強になりますし子どもと一緒に観るのもオススメです。
P.S.
主題歌の「さよならにさよなら」が名曲です。
個人的には映画ドラえもんの中でもTOP5には入ります。
ぜひぜひ。
以上‼
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【アニメ映画】ドラえもん のび太のブリキの迷宮の思い出【大人になってもドラえもん】
こんにちは。
いきなりですが僕はドラえもんが大好きです。
もっと言えば大長編ドラえもん、つまりドラえもんの映画が大好きなんです‼
ドラえもんの映画といえば毎年春に公開される人気シリーズですが今年、2019年でもう39作目になるんですね。
すごいなぁー。
しかし映画ドラえもんを観たことない人(そんな人いるのか?)は、
「39作もあるしどれから観ればいいだろう?」となりそうですし、
「そもそもドラえもんの映画なんて子ども向けでしょ?」なんて方もいらっしゃるでしょう……
しかし声を大にして言いたい‼
大長編ドラえもんは大人が観るべき作品だと‼
若干好みを押し付けてはいますがちゃんと根拠もあります。
ドラえもんの映画には、
・大人だからこそ気付ける要素や演出
・大人だからこそ感じる心理描写
・大人だからこそ笑えるツッコミ必至シーン
があるのです‼
特に3つめが重要です‼
そして、その3つが顕著に現れたオススメの作品はこれだ‼
「ドラえもん のび太のブリキの迷宮」である。
数あるドラ映画の中でも比較的人気のある作品だと思います。
僕も大好きです。
冒険感、SF感、ちょっとした怖さ、勧善懲悪の分かりやすいストーリーなど娯楽作品として単純に面白いし完成度高い‼
しかし‼
大人になってから観てみるとツッコミどころ満載のスーパーギャグムービーでしたわい‼
あらすじ
ある晩のび太のパパが寝ぼけてテレビと会話をはじめホテルの予約をする。
送られてきた謎のトランクを開けるとブリキでできた島、ブリキン島に繋がる扉だった。
のび太達はブリキンホテルを満喫するがドラえもんが謎の飛行船に連れ去られてしまう。
ドラえもんを助けるためブリキン島の宇宙少年サピオと共にのび太達はロボットが支配する星、チャモチャ星へと向かう。
こんな感じですかね。
今作の魅力
まず今作の魅力の1つとして、「ドラえもん不在の冒険」が挙げられます。
初期の大長編ではドラえもんの未来の道具をつかって敵と戦うというシンプルな流れが多いのですが、
さすがにドラえもんがチート過ぎたのか中期からは「いかにしてドラえもんを無力化するか」という方に力を入れている。
例としては
- ドラえもんより未来からきた敵
- ポケットを失くす、忘れる
- 壊れる(直球)
など
その中で今作は誘拐+壊れるというダブルパンチ。
う〜ん……豪華‼
ドラえもんがいないことで子どもたちだけで敵に立ち向かうというハラハラドキドキのストーリーが展開していきます。
今作の魅力その②
今作の魅力2つめは「ロボットに支配された星」というSF的な設定にある。
SFでは古典的な設定ではありますが、ただのトンデモ描写ではなくリアルなバックグラウンドも描いてくれています。
- 人間が便利な生活を送るためにロボット開発の技術が上がる
- 段々発明するのが面倒に
- 発明してくれるロボットを作って楽しよう(今で言うAI?)
- だらけてる人間とか邪魔じゃね?
- ロボットの革命
てな感じですね。
私達の世界も3番くらいまで来てるかもしれませんよね……??
これを20年以上前に描いてるんだからF先生ってすごいよなぁ〜。
↑今作の悪役、ナポギストラー博士。
デザインが秀逸なうえに声がクソ渋い。
はい。
ここまではただの紹介です。(長くなったけど)
ここからはツッコミパート。
まずパパ‼
寝ぼけてテレビと会話を始めてホテルの予約をとったのはまぁ許す。
それを食卓で家族に言うな‼‼
100%おかしいだろ‼‼
あれ夢だったんだなって思えよ‼‼
大人だろ‼‼
ドラえもん‼‼
ホテルで出した「荷物運び用お荷物」って秘密道具……ただのカバンだろ‼‼
なにが秘密だよ‼‼
空っぽのカバン詰め合わせだよ‼‼
もうあるよ‼‼
サピオ‼‼
お前がやってること普通に拉致だぞ‼‼
出口奪って島ごと宇宙に飛んだ後「戦うのです(初対面)」じゃねぇよ‼
あとのび太としずかちゃんだけ逃しといてジャイアンとスネ夫置き去りか‼
で、サピオの親父‼‼
お前普通にテロリスト‼‼
全コンピュータを破壊するウイルスばら撒いて石器時代からやり直すとか加減知らねぇのかよ‼‼
で、お前んちのロボットだけウイルスの影響受けてないのなんか怖い‼‼
あとサピオの先祖‼‼
趣味で地下に巨大迷宮を作るってどんな趣味してんだよ‼‼
挑戦して出てこれなかったやつ途中で死んでんの⁉
お前んとこの一族みんなやべぇよ‼
スネ夫‼
トラックと飛行機運転できるとか有能すぎ‼‼
コナンか‼‼
↑この変装用ロボットのデザインはめちゃ良い。
最後にもう1回ドラえもん‼
お前やっぱチートすぎ‼
せっかくの迷宮10秒で攻略すんなよ‼
出るときも通り抜けフープだし‼
敵の兵隊も途中で全員ネジが切れるとかちょっとは考えて進めよ‼
あと木の実の中にご飯入ってる系の道具多すぎ‼
絶対同じメーカーから出てるだろそれ‼
はい、言い出したらキリがないのでこの辺にしときます。
書くの疲れました。
なお、上のツッコミは全て冗談です。
本当はホラー要素あり、絶望感あり、最後に前半のカタルシスを全て開放させてくれる娯楽作品の王道をいく大名作です。
ロボット社会の成り立ちは大人として考えさせられます。
ドラえもんが壊れるシーンは泣けるし怖いです。
ドラえもん復活からの秘密道具ラッシュで一気に解決していくの気持ちいいよね。
ロボットが支配するチャモチャ星でも22世紀の地球の方が科学力は上でしたね。
22世紀やべぇ。
で主題歌は歴代映画の中でもトップクラスの名曲です。
若かりし頃の島崎和歌子さんの歌声をぜひ聞いてみてください。
超オススメ作品なので未視聴の方は是非観てみてください。
2回目以降の方はツッコミながら観ると2度楽しめますよ。
以上‼
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【アニメ映画】ドラえもんズ帰ってこい!!【忘却の彼方】
こんにちは。
突然ですが皆さま……
「ザ・ドラえもんズ」を覚えているでしょうか??
公式に殺されたと言っていい悲しいシリーズですが今一度忘却の彼方から引き上げてみませんか??
「ドラえもんズ」シリーズは1995年〜2002年くらいまで制作されていた今で言うとスピンオフ的な作品です。
ドラえもんのロボット学校時代の友人達がメインになり15〜30分ほどの短編作品が制作されていました。
今では聞かなくなったアニメ作品の「同時上映」用のシリーズとも言えます。
キャラクターは「世界各国のドラえもん」といったようなコンセプトで、キャラ立ちもよく被りもなく素晴らしいバランスです。
紹介すると、
ドラえもんズはこの7人で構成されています。世界各国で7人だと少なくない?と感じるかもしれませんが、単純に「7人組」という少し多めのパーティーでなおかつ同じ猫型ロボットという縛りもある中で各キャラに個性を際立たせているのはさすがの仕事だと思います。
ちなみに僕はエルマタドーラ推しです。
主な作品
- ロボット学校七不思議
- 怪盗ドラパン謎の挑戦状
- ムシムシぴょんぴょん大作戦
などが挙げられます。
まだ見たことのない人にはぜひ「ロボット学校七不思議」からの視聴をオススメします‼
(銀河超特急と同時上映だったみたい。2つとも名作すぎ。)
メインキャラはドラ・ザ・キッドですが、
ドラえもんズ全員の紹介があり1人1人に見せ場が用意されています。
シナリオはドラミちゃんが通うロボット学校の卒業式の日に謎の雷によって古いロボット達が暴走してしまう事件が起こる。
ドラえもんの残したひみつ道具「親友テレカ」によって呼び出された「ドラえもんズ」がドラミちゃんと共に協力して事件に立ち向かう。
といった内容。
(ちなみに親友テレカの「テレカ」は「テレホンカード」ではなく「テレパシーカード」の略だそうな。)
シンプルだがめちゃくちゃ面白い‼
短い割に(30分くらい?)アクションも多彩でどんどん場面も入れ替わるので見てて飽きないノンストップ娯楽作品になっています。
学校の不穏な雰囲気や敵である古いロボットの絶妙な廃れ具合も良い感じです。
このちょっとしたホラー感が旧ドラえもんの魅力的なとこですよね。
(↑子どもの頃はこの工具の鉄人というロボットがちょっと怖かった)
最後は力を合わせて解決‼なとこもドラえもんっぽくていいです。
エピローグ的な卒業式のシーンも満足。
あとドラミちゃんがキッドのためにドラ焼きを作るシーンがいいんですよね〜。めちゃくちゃ美味しそうに描かれてるし2人が心を通わせるための良いシーンです。
余談ですがご飯が美味しそうに描かれてる作品は例外なく名作だと僕はジブリに教わりました。
というわけでケチのつけようがない名作です‼
もう1つ紹介するのであれば「怪盗ドラパン謎の挑戦状」ですね‼
こちらも秀作。
ドラえもんズ全員が活躍する訳ではないですがゲストキャラのドラパンが魅力的に描かれており楽しく観れる作品です。
↑これを合体と言い切るロボットアニメです。面白いに決まってますね。
ということでドラえもんズ……思い出していただけたでしょうか??
クオリティも高く単純に面白い作品が多いシリーズなので、存在は知ってるけど見たことないという方も、全く知らないという方も是非一度手に取ってみてはいかがでしょうか。
あっ、公式に殺されたコンテンツだし動画配信とかやってないのか………
レ、レンタルDVDで…ぜひ……!!!
以上‼
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