どうも。
2019年も終わりに差し掛かった今日この頃。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
この季節は田舎や実家に帰省してゴロゴロというのがセオリー。
僕もそのクチですが、実家にて名作を発見してしまいました。
それがこちら↓↓
「ポケットモンスターSPECIAL」です!!
ある年代の方には知っている人も多いはず。
かく言う僕も初代ポケモン世代。
赤緑青(黃)、金銀、ルビサファと一緒に年を重ねてきました。
あの頃はポケモンフィーバーであらゆるメディアでポケモンは猛威を奮っていました。
ゲームはもちろんですが、アニメ、漫画、カード、シール、その他オモチャまで、数え切れないほどの商品の山……
あ、今でもか。
漫画でさえこの「ポケットモンスターSPECIAL」や「ギエピー」をはじめとした沢山の作品が出回っておりましたが、
その最高峰の作品がこの「ポケットモンスターSPECIAL」通称「ポケスペ」なのです!!
ポケスペの魅力
ポケスペの魅力はなんと言ってもその世界観!!
ストーリー的にはハッキリ言って、
トレーナーがポケットモンスターと出会い、冒険をする中で信頼を深め、敵に立ち向かっていくという超ウルトラ王道ド真ん中ストーリーなのだか、その世界観がたまらなく魅力的なのだ。
魅力その① リアルファイト
ポケスペの最大の魅力といえばその「リアルファイト」にあると僕は思う。
アニメではトレーナーはポケモンを1匹ずつ出し、勝負がつけばそれで終わり。
ポケスペは違います。
その決定的シーンがコチラ↓↓
衝撃映像とはこのこと。
戦闘不能とはこのこと。
これがアニメでは表現不可能なリアルファイトですよ。
ポケットでもモンスターなんだということを教えてくれます。
しかし!!
これだけではございません。
……………………………
……………………
……………
……
はい。
そう!!
トレーナーでさえファイトの対象なのです!!
これぞポケモンバトル。
将を射んとすれば将を射っちまえばいいワケですよ!!
実際に作中ではこのような説明が↓↓
トレーナーってやっぱスゴイんすね。
アスリートですよもう。
ポケモンの世界に生まれると全人類がトレーナーになりそうなもんですが、
そうでない理由がこれですね。
心技体揃ってないとポケモントレーナーなんて目指せない職業なワケですよ。
魅力その② オリジナル脚本
ポケモンは原作がゲームであるからしてキチンとした脚本が無いに等しい作品です。
漠然とした大まかな流れは決まっていますが、後はプレイした少年達が補完する作りになっています。
しかし漫画にするということは最初から最後までストーリーを確定させなければなりません。
しかも原作付きなワケですからかなりの制限があったはずです。
その制限がある中!!
この1〜7巻の流れは最高と言っていいストーリーです!!
大きく分けると1〜3巻が「vsロケット団編」4〜7巻が「vs四天王編」に分かれます。
まずロケット団編ですが、
ジムリーダーをロケット団に設定したこの発想!!
なんとこの物語ではマチス、キョウ、ナツメがロケット団幹部として描かれているのです!!
↑隠す気0なナツメが良いですね。
これは大正解以外の何者でもありません。
この設定のおかげで前半のvsロケット団戦は盛り上がるし、
後半のvs四天王編で「かつての敵と手を組む」という王道の盛り上がりを見せることに成功しています。
さらに4巻の時点で実質主人公の変更が行われる大胆な仕様。
1〜3巻の主人公を助けにいくという新ストーリーも付け加えられており、原作付きの王道少年漫画でありながらオリジナル設定もりもりの名作に仕立て上げています。
魅力その③ キャラクター設定
上と少し被ってしまいますが、メインキャラクターの設定も魅力の1つでしょう。
メインキャラクターは主人公のレッド。
ライバルのグリーン。
紅一点のブルー。
そして4巻からの主人公イエロー。
この4人で構成されています。
王道ド真ん中少年漫画なのでキャラの役割もモチロン王道。
主人公レッドは明るく活発。
ライバルのグリーンはクール。
紅一点ブルーはお転婆娘。
イエローは幼いこども。
うん。
超王道。
誰でも思いつく。
しかしポケモンファンとしては中々「おや?」と思う部分が出てきます。
それは……
手持ちのポケモン
レッドの最終的な手持ちのポケモンは
です。
ニョ……ニョロボン………??????
えっ…あのニョロボン???
かつてニョロボンにスポットが当てられたことがあるでしょうか??
しかもこのニョロボン、1巻の段階でニョロゾとしてレッドの手持ち入りしています。
というか1番の古株です。
表紙はピカチュウなのに。
さらに名前はレッドなのに博士から貰うのはフシギダネ。
まぁ別にいいんだけど……うん。
それではここでニョロボンさんの勇姿を少し↓↓
ライバル、グリーンの手持ちは
です。
グリーンなのにリザードン……。
いや全然いいんですけどね。なんかね。
キュウコンの炎かぶりは置いときまして、、
特筆すべきはゴルダックの存在ですね。
グリーンのゴルダックは超カッコいいです!!
かつてゴルダックにスポットが当てられたことがあったでしょうか?
ポケスペではあるんです!!
ゴルダックさんの他では見られない勇姿はこちら↓↓
ちゃ…ちゃんとカッコいいだと……??
真面目にカッコいいしそれ以上にグリーンがカッコよすぎます。
「なみのり」しながら「ハイドロポンプ」をうち「はかいこうせん」を放てるゴルダックさん。流石です。
ブルーとイエローは正直ポケモンどうこう言うより、
幼い僕の性癖にブッ刺さりまくった戦犯として深く反省してほしい。
証拠はこちら↓↓
大人になって読んでもクるものがありますね。
上のブルーの胸にモンスターボールは言わずもがなですがイエローは悪どい。
なにが悪いってイエローはずっと少年として描かれていたのですが最終戦の直前にこのシーンか差し込まれるんです。
これはリアルタイムで読んでないと伝わらない部分が多いと思いますが性癖を歪められた人は僕だけじゃないはずと信じたい。。。
最後に
長々と駄文を連ねましたが如何でしたでしょうか。
「ポケットモンスターSPECIAL」は大人になった今でも読んで楽しめる漫画です。
ポケモンという子ども用のコンテンツを使いながらしっかりと練られたオリジナルストーリーとキャラ設定。(+ポケモンのチョイス)
まだ読んでない方、昔読んでたけど忘れた方など一読の価値ありの名作なので1〜7巻だけでも読んでみてはいかがでしょうか。
年末年始って結構ヒマだしね。
あ、ちなみに1〜7巻は初代の赤緑青時代のお話で8巻以降も金銀、ルビサファと続いていきますので気に入った方はそのまま読み込みましょう!!
最後に、1ページ内で3アングルに渡り勇敢な姿を見せるニョロボンでお別れ致しましょう。
以上!!
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